大手自動車メーカーA社では、15年利用してきたERPシステムを刷新するに当たって、現状の業務プロセスを可視化し、業務プロセスを改善することに取り組みました。
現状の業務プロセスには、時代遅れのものや、明文化されておらず、現場で慣習的に行われている非効率なプロセス、標準の手順に沿っていないプロセスが含まれていることがわかっており、業務プロセスをまず見直すことにより、新システム移行後の問題発生、リスクを低減することが求められていたのです。
myInvenioによるプロセスマイニングの結果、A社では、工場での検査プロセスにおける問題を発見しました。会社が定めた標準プロセスでは、自動車を診断機器に接続して検査を行ったのち、さらに追加検査を行う手順となっていました。
ところが、実際には、総検査件数のうち15%は追加検査が行われていないことが判明しました。これは、コンプライアンス上のリスクにつながる可能性のある逸脱プロセスです。
myInvenioでは、予め定められている標準プロセスと、イベントログデータから可視化された実際のプロセスとの比較分析(適合性検査)を行うことが可能です。A社の場合、比較分析を通じて検査プロセス7500件のうち2500件に、前述したような逸脱プロセスが見つかりました。
こうして、myInvenioによる現状業務プロセスの可視化や、標準プロセスとの比較分析により、新ERPシステムのリリース後、上記のような業務プロセス上の問題の発生を未然に防ぐことができました。
新システムリリース後のリスクを回避し、大幅な業務費用の削減を達成
大手自動車メーカーA社では、15年利用してきたERPシステムを刷新するに当たって、現状の業務プロセスを可視化し、業務プロセスを改善することに取り組みました。
プロセスマイニングで、銀行ローンの処理プロセスを改善
〜70%のコスト削減を実現〜
膨大な数のローン申請を処理しなければならない現状を踏まえ、同行ではローン処理プロセスをより深く理解し、プロセスの改善・最適化に取り組む必要性を感じていました。
株式会社IHIが、プロセスマイニングツール、「myInvenio」を2019年11月より正式採用
本社、およびグループ会社での業務改革推進に、IHIではハートコア株式会社が提供するプロセスマイニング・ソリューションの活用を開始しました
お客様の課題に対し、ファクト(データ)に基づいた共通認識を持って意思決定する、 「Apromore」×「AppSQUARE」で業務プロセス改善×DX推進の“土台”を構築します