MariaDBは、MySQLから派生したオープンソースのリレーショナルデータベース管理システムです。
MariaDBの開発は、MySQLのオリジナルコード作者であるMichael "Monty" Widenius氏らによって行われており、MySQLとの互換性を保ちつつ、性能や頑健性を高めるための独自機能を備えています。 その開発精度の高さや緻密さが世界中のエンジニアから評価され、ダウンロード数が急増していると同時に、検索エンジン最大手「Google」のシステムに採用されたり、「Fedora(19以降)」や「Red Hat Enterprise Linux(7以降)」をはじめとする代表的なLinuxディストリビューションにおいても、MySQLに代わってMariaDBが標準データベースになったりと、現在急速な普及を遂げています。
ハートコア社は、こうした世界的な流れを受け、日本でも「MariaDBへ移行したい」「MariaDBの導入を検討したい」という企業様を支援できるよう、国内有数のMariaDB Advancedパートナーとして、コンサルティングなどのサポートサービスを提供しています。
MariaDBの「Maria」は、開発者であるMichael "Monty" Widenius氏の次女の名前(マリア)から命名されました。(MySQLの「My」は、長女の名前(ミー)が由来です。)
MySQLの生みの親であり、かつてのMySQL AB社の創業者でもあるMonty氏は、2010年に「Monty Program Ab」社を立ち上げ、MySQLからフォークしてMariaDBの開発を本格的に始めました。コミュニティ主導を理念とすることから、2012年に同氏が設立した非営利団体「MariaDB Foundation」へMariaDBの所有権と開発拠点を移します。その後2013年、Monty Program Ab社は、同じくMySQL ABからのメンバーで構成され、MySQLやMariaDBのサポートサービスを展開していた「MariaDB」社(旧SkySQL社:2014年10月1日社名変更)と統合し、現在は、MariaDB社がMariaDBのエキスパート企業として、サブスクリプション販売などの関連サービスを展開しています。ハートコア社は、日本およびアジア太平洋地域におけるMariaDB社のパートナーです。
スレッドプーリング、並列レプリケーション、マルチソースレプリケーション、グループコミット、MyISAMセグメントキーキャッシュなど、高性能を実現するための様々な機能が標準で実装されています。
MariaDBのコードはすべて、GPLもしくはLPGL、BSDの下に公開されています。また、バグや開発計画に関する情報、修正したバグに対するテストケースも常に公開されます。
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