今回は、トライベック株式会社 上席執行役員CTO 川浦 祐史 様と テクノロジーソリューション事業部ソリューションユニット3 ユニットリーダー田中 祐樹 様にお話を伺いました。
今回お話を伺ったお二人
川浦様:最初に案件のご相談をさせていただいたのは2017年でしたが、その前からお付き合いはありました。
お客様への提案でCMSの調査は日頃から行っていたので、HeartCore CMSの存在は知っていました。
実際にCMSの比較提案をすることになった際に改めて問い合わせをさせていただいたことから、本格的に協業という形でお付き合いをさせていただくようになりました。
川浦様:Webサイト構築における上流工程に強みを持っています。
特に、コンサルティングの部分は非常に重点を置いており、弊社の「ひとにやさしく、つなぐデジタルを」というパーパスのもと、どうしたらサイト来訪者に情報が伝わりやすいか、どうしたら企業側がサイト来訪者に的確に情報提供できるかという部分をコンセプトに提案できるというのが一番の特徴だと考えています。
人の気持ち・人の行動を可視化することで、どういった機能でどんな情報提供をすればサイト訪問者の方々がリピートし、最終的に購買に繋げていくことができるかといった、「企業の価値を向上させる」という方向に向かっていけるようなご提案をさせていただいています。
デザインひとつをとっても、単純に見た目の良いサイトを作るというわけではなく、なぜそのデザインであるべきなのかといった裏付けされたものである必要があると考えています。
人にやさしく、つなぐデジタルを
田中様:大規模なサイトや部署数が多い企業で、Webの統一基盤としての活用を想定されている企業様に提案しやすいCMSです。HeartCore CMSはマルチドメインで運用できるので、複数サイトの管理にも向いています。
HeartCore CMSは日本の大手企業に多く導入されているという実績のインパクトが大きく、700社以上の導入実績があることも信頼に繋がっていると思います。業種業態問わず様々な実績をお持ちなので、「この会社さんも導入されているなら」といった形で安心感を持って導入いただくケースは多いと感じています。
あとは費用面ですね。大規模サイトの構築、運用に適したCMSはあまり多くありませんが、その中でHeartCore CMSが一番提案しやすい費用感でないかと思います。
トライベック株式会社 テクノロジーソリューション事業部ソリューションユニット3 ユニットリーダー田中 祐樹 様
田中様:HeartCore CMSの場合、ユーザーグループとページグループを分けて管理できるので、部署数が多く、権限を細かく設定されたいクライアントのご要望を実現することができました。
また、ユーザー単位で表示させる機能をオン/オフで切り替えられるのも良さのひとつだと思います。
例えば、企業情報などは広報部門で内製しているので初心者でも操作のしやすいWYSIWYGエディタを使いたい、一方、製品サイトは制作会社に依頼しているのでHTMLで編集したいなどの要望にも応えられたことで、CMSの利用範囲が広がっていると思います。
大手企業様ですと、何か大きなニュースがあるとWebサイトにアタックを受けることが多くあります。
Webサイトのインフラを当社で手厚くサポートできることもあり、現在まで大きな問題もなく、ずっとHeartCore CMSをバージョンアップして使い続けていただいているクライアントもあり、セキュリティ面においても信頼していただけていると感じています。
田中様:一番印象的だったのは、「できる限りなんでも対応します!」という姿勢でした。お客様の要望に対して、すぐに出来ない/やらないという対応ではなく前向きな姿勢の提案がとても良かったです。
川浦様:以前提案をしていた中で、ハートコアさんから「クライアント向けに、管理画面をカスタマイズしませんか?」とご提案していただきました。もちろん、製品のカスタマイズにはバージョンアップが大変になってしまうなど懸念もあるのですが、そこもきちんとご説明いただきました。
田中様:また、弊社のクライアントでは、ある特定の商用データベースの利用が必須要件でした。その環境で動作するCMSはなかなかなかったのですが、HeartCore CMSでは対応することができ、無事に提案、そしてローンチさせることができました。
大手企業様でHeartCore CMSが多く採用されている理由は、細かい要望にも柔軟に対応されているからだろうと思います。CMSは海外製のものも多いですが、やっぱり外資のツールではそこまでの対応はなかなか難しいですよね。
また、HeartCore CMSは保守サポートも手厚いと感じています。他の製品の保守サービスはチケット制や時間制になっていて、問い合わせの回数や時間などに制限があるものが多いです。先ほどの柔軟性の話にもつながってくるのですが、こういった縛りを設けずに柔軟にご対応いただけていることもありがたいと思っています。
トライベック株式会社 上席執行役員CTO 川浦 祐史 様
川浦様:いままで我々の部署では、CXコンサルティング事業部と一緒に共同で提案していく形が多かったのですが、CMSの導入提案などは我々の部署が主体となって動けることがわかってきました。今後は、我々がクライアントを開拓し、制作案件やコンサルティング事業部に繋げていく形も増やしていきたいと考えています。
また、弊社には4つの事業があり、コンサルティングやWebサイトのインテグレーションをはじめとする「デジタルマーケティング支援事業」以外にも、SaaSサービスを提供する「DXプラットフォーム事業」、さらに「広告代理・メディア事業」「エクスペリエンスマネジメント事業」があります。
田中様これまで当社の基幹となっているのはデジタルマーケティング支援事業でしたが、今まで得意としてきた事業も引き続き強化しつつ、DXという観点で「Hirameki 7」をはじめとする中小企業向けに展開をしている自社のSaaS型サービスにもさらに力を入れていきたいと考えています。
経済・社会の変革と成長にコミットする「総合デジタルファーム」として、生活者に寄り添い、クリエイティビティとテクノロジーを統合的に活用したあらゆるトランスフォーメーションを実現。
トライベック株式会社様は「ひとにやさしく、つなぐデジタルを」をパーパスに掲げ、総合型DXコンサルティング企業としてデジタル領域の全てをワンストップで提供しています。
パーソルクロステクノロジー株式会社様は「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに掲げ、事業課題に応じたコンサルティングやシステム開発、また最新のテクノロジーやサービスの提供を通してお客様のビジネスプロセスの変革に貢献しています。
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