ハートコア株式会社
HeartCore Robo Desktop 4.4 Docコレクション
GUIリファレンス
21/06/18

HeartCore Robo Desktop 4.4 コメントエクスポータ

HeartCore Robo Desktop v2.3.1 では、メインのスクリプト本体に存在するコメントを処理し、ファイルにエクスポートしたり、テスト結果XMLに表示することができる新しいメカニズムを導入しました。このツールの背後にあるアイデアは、コメントが特定の規則とフォーマットに従うという条件で、スクリプトコードからテストケースを作成することです。
  1. メインスクリプト本体からのコメントのみが収集されます。プロシージャや 'for'や 'if / else'などの構造化コードブロック内のコメントや、RunIncludeを介してリンクされた他のファイルにあるコメントは無視されます。
  2. 複数の後続行からなる各コメントは、1つの文字列に連結され、1つのコメントとして処理されます。
  3. 非常に最初のスクリプトコマンドの前にあるコメントは、テストケースの説明を構成すると見なされます。
  4. 最初のスクリプトコマンドの後にあるコメントは、テストケースステップとみなされ、自動的に番号が付けられます。
コメントはメインのGUIメニューからツール - >スクリプトコメントをエクスポートすることでエクスポートできます。例を次に示します。

コメントのエクスポート

テスト結果XML へのコメントのエクスポートは、以前の製品バージョンとの互換性を維持するため、デフォルトでは無効になっています。それを有効にするには、Edit-> Preferences ウィンドウに移動し、Enterprise Report Providerパネルの「コメントを記録しコメントサマリーを作成する」チェックボックスをオンにします。この更新後に生成されたテスト結果は、結果マネージャウィンドウとWebブラウザに表示されるXML結果ファイル(レポート)の両方にコメントを表示します。スクリーンショットの例を次に示します。

結果マネージャの例:

リソースマネージャのコメント


XMLレポートの例:

コメント付きのXMLレポート例