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GUIリファレンス
22/12/01

HeartCore Robo GUIの概要

HeartCore Roboのグラフィカルユーザインタフェース(GUI)はJava Swingベースです。プラットフォームに依存しないメインアプリケーションウィンドウと一連の子ウィンドウ(ダイアログ)から構成されています。

Login Window
  1. メニューとツールバーを利用すると、ほぼ全ての機能にアクセスできます。
    ヘルプトピック:  メニューとツールバーリファレンス
  2. ツールパネルは、タブで構成されたペインです。スクリプトエディタやデスクトップビューア、デスクトップクライアントの機能に関連した頻繁に使用する詳細機能へ素早くアクセスできます。
    ヘルプトピック:  ツールパネル
  3. スクリプトエディタは、スクリプトの編集・実行を簡単に行えるよう設計されています。スクリプト言語のシンタックスハイライトやGUIアシストによる自動化コードの設定から、選択部分のみの実行や実行ブレイクポイントのセットアップまで幅広い機能を提供します。v6以降でビジュアルイメージで構築できるグラフビューなどもご利用いただけるようになりました。
    ヘルプトピック:  スクリプトエディタ
  4. デスクトップビューアは、システムのデスクトップを表示します。ツールが接続されていない場合やローカルデスクトップで動作している場合はデフォルトイメージを表示します。
    ヘルプトピック:  デスクトップビューア

    ワークアイテムエディタは上記ビューア領域を使用します。単一Roboプロセスで実行される1つ以上のテストスクリプトシーケンスを定義するテストスイート(スケジュール)を作成し管理します。
    ヘルプトピック:  ワークアイテム
  5. ステータスバーは、全てのコンポーネントによって使用されます。ステータスメッセージ、デスクトップ矩形領域の更新情報やマウス座標を表示します。
    ヘルプトピック:  ステータスバー



以下は、子ウィンドウの説明です。メニューおよびツールバーでの出現順に記載しています。

Project
              Properties
新規プロジェクトまたはプロジェクトプロパティでプロジェクト作成や内容が編集できます。メニューのファイル->新規プロジェクトから、もしくはツールパネル内にあるプロジェクトタブを選択し、プロジェクトのルートアイコン右クリックで表示される新規プロジェクトまたはプロジェクトプロパティより開くことができます。

ヘルプトピック:  プロジェクト
New Script
新規スクリプトウィンドウでは、新しいテストスクリプトを作成し、出力およびテンプレートパス、結果ファイル(レポート)の基本的な設定を入力します。メニューのファイル->新規スクリプトから、もしくはプロジェクトタブに表示されているテストスクリプトを右クリックして表示される新規テストスクリプトから開くことができます。
Java Converter
Javaへ変換ウィザードは、TPRテストスクリプト(*.tpr)をJavaソースコード(*.java)にエクスポートします。スクリプト->Javaにエクスポートから、もしくはTPRエディタ上を右クリックで表示したメニューから開くことができます。

ヘルプトピック:  Javaへ変換
Search &
              Replace
検索/置換は、非常にシンプルなウィンドウで、現在アクティブなスクリプトエディタ内の文字列を検索して置換することが可能です。編集->検索/置換から、もしくは該当するツールバーボタンから開くことができます。
Go To Line
              Window
行へジャンプでは、現在アクティブなスクリプトエディタ内の特定の行へジャンプすることができます。編集->行へジャンプから開くことができます。
Code Templates
コードテンプレートウィンドウでは、テストスクリプトコードテンプレートを作成し、管理します。編集->コードテンプレートから開くことができます。同様の内容はスクリプトエディタ内を右クリックすることで開くこともできます。

ヘルプトピック:  コードテンプレート
Preferences Window
プリファレンスウィンドウでは、アプリケーション全体の設定パラメータを編集してHeartCore Roboの動作をカスタマイズすることができます。ツリー構造になっていて、各ツリー内にトピックや特定のコンポーネントが表示されます。ツリーノードを選択すると右側に設定可能なパラメータが表示されます。ウィンドウは、メニューの編集->プリファレンス設定から開くことができます。また、コンポーネントの多くはポップアップ)メニュー内に設定へのクイックリンクが提供されています。

ヘルプトピック:  プリファレンスウィンドウ
Screenshot Command Window
Screeenshotコマンドウィンドウでは、アクティブなエディタ内でScreenshotコマンドのインスタンスを簡単に作成できます。メニューのスクリプト->Screenshotコマンドから開くことができます。また、アクティブエディタ内で既存のScreeenshotコマンドを右クリックしてウィンドウを開くこともできます。

ヘルプトピック:  Screenshotコマンドウィンドウ
CompareTo Command Window
CompareToコマンドウィンドウは、アクティブなエディタ内でCompareToコマンドのインスタンスを簡単に作成できます。メニューのスクリプト->CompareToコマンドから開くことができます。また、アクティブエディタ内で既存のCompareToコマンドを右クリックしてウィンドウを開くこともできます。

ヘルプトピック:  CompareTo コマンドウィンドウ
WaitFor Command Window
WaitForコマンドウィンドウでは、アクティブなエディタ内でWaitFor match/mismatchコマンドのインスタンスを簡単に作成できます。メニューのスクリプト->WaitForコマンドから開くことができます。また、アクティブエディタ内で既存のWaitForコマンドを右クリックしてウィンドウを開くこともできます。

ヘルプトピック:  WaitForコマンドウィンドウ
Image Doctor Records
イメージドクター履歴ウィンドウでは、 イメージドクターによって収集されたイメージ比較の失敗履歴が表示されます。スクリプト->イメージドクターレコードから開くことができます。

ヘルプトピック: イメージドクター
Image Doctor Warning
イメージドクター警告ウィンドウは、イメージドクターウィザードがオンの状態で、スクリプト実行中にイメージ比較が失敗した際に表示されます。

ヘルプトピック: イメージドクター
Login Window
ログインウィンドウでは、PCやモバイル機器およびリモート接続先のデスクトップへ接続できます。アプリケーションが接続オプションなしで起動された際に一番最初に表示されるウィンドウです。メニューのデスクトップ->デスクトップに接続および、特定条件下でのデスクトップ->デスクトップに再接続からもウィンドウを開くことができます。

ヘルプトピック:  ログインウィンドウ
Keyboard Tool
キーボードツールにてキーボードのキーを設定することで、リモートデスクトップ上でのキー押下や、アクティブエディタ内へのコマンドあるいはJavaメソッドコールの挿入を行うことができます。ツール->キーボードツールから開くことが可能です。

ヘルプトピック:  キーボードツール
Take A Screenshot Window
スクリーンショットを撮るウィンドウでは、現在接続しているデスクトップ全体のイメージもしくは選択された矩形領域をファイル保存できます。ウィンドウは、メニューのツール->スクリーンショットを撮るから開くことができます。

ヘルプトピック:  スクリーンショットを撮る
Plugin Manager Window
プラグインマネージャでは、プラグインのインストール、有効化、無効化、アンインストールを行うことが可能です。メニューのツール->プラグインから開くことができます。Java9以降ではJavaの仕様変更によりこのモードは利用できません。

ヘルプトピック:  プラグインマネージャウィンドウ
Component Capture
              Window
コンポーネントキャプチャでは、テンプレートイメージをデスクトップビューアから直接作成したり、定義済みのアクションをアクティブスクリプトエディタで簡単に作成できます。

ヘルプトピック:  コンポーネントキャプチャ
License Key Manager Window
ライセンスキーマネージャは、シンプルなウィンドウで、ライセンスキーの追加や削除が可能です。有効なライセンスがインストールされていない状態で起動された際に自動で表示されます。また、メニューのツール->ライセンスキーマネージャから開くこともできます。ライセンスキーの役割については、HeartCore Robo Desktop 設定ガイドに記載されています。
Update &
              Upgrade アップデート & アップグレードウィンドウでは、HeartCore Robo Desktopのリリース情報が表示され、新しいバージョンをダウンロードしたり、現在のインストールをアップグレードすることが可能です。ウィンドウは、メニューのツール->アップデート & アップグレードから開くことができます。

ヘルプトピック: アップデート & アップグレード
Result Manager
結果マネージャでは、アプリケーションを起動してからテストスクリプトによって生成された結果が表示され、その結果の確認・編集・保存が可能です。GUIモードで手動実行されたスクリプトが完了した際に自動で表示され、結果セットが生成されます。また、ツール->結果マネージャから開くことも可能です。 もしくは、CLIモードで、-m/--resultmanager CLIオプションを指定した場合も表示されます。

ヘルプトピック: 結果マネージャ
Comment Exporter
スクリプトコメントをエクスポートウィンドウでは、メインスクリプト内に記載されたコメントを収集および編集してファイルにエクスポートします。メニューのツール->スクリプトコメントをエクスポートから開くことができます。

ヘルプトピック: コメントエクスポーター
Character Image
              Capture
文字キャプチャウィザードでは、画像ベースのテキスト認識アルゴリズムによって使用される文字イメージコレクションの作成と管理が可能です。メニューのOCR->文字キャプチャから開くことができます。

ヘルプトピック: 画像ベースのテキスト認識
About Window
基本情報ウィンドウは、ヘルプ->基本情報から開くことができ、著作権やライセンス、Java実行環境(JRE)のシステムプロパティ(設定)に関する情報が表示されます。
Log Viewer
ログビューアでは、表示可能なHeartCore Roboのアプリケーションログが表示され、 標準およびエラー出力ストリーム(通常、コンソール/ターミナルまたはコマンドプロンプト)に出力されたメッセージをご確認いただけます。ヘルプ->ログビューアから開くことができます。

ヘルプトピック: ログビューア
Help Window
ヘルプウィンドウから、HeartCore Roboのヘルプドキュメントをウェブブラウザで開くことができます。ヘルプの内容は、ヘルプメニューから、もしくは「ヘルプを開く」「コンテクストヘルプ」ツールバーボタンから開くことが可能です。また、大部分のコンポーネントに特定ヘルプトピックへのクイックリンクが提供されています。
Template Image
              Editor テンプレートイメージエディタでは、イメージ比較に使用するテンプレートイメージを編集できます。例えば、CompareToScreenshotWaitfor match/mismatchなどのコマンドウィンドウやイメージ比較に関連するあらゆるGUIコンポーネントから開くことが可能です。

ヘルプトピック:
テンプレートイメージエディタ
Scheduler
ワークアイテム(スケジューラ)では、単一プロジェクトで実行される1つ以上のテストスクリプトのシーケンスを定義する、テストスイート(スケジュール)を作成し管理できます。

ヘルプトピック:
ワークアイテム(スケジュール)