CMS管理画面に求められること

1.ユーザーフレンドリーなインターフェース

CMS管理画面はコンテンツ投稿の要です。
様々な設定が可能ですが、コンテンツ観点では、管理者が投稿用の画面を設定し、各部署の担当者などが投稿できるようにすることが重要です。

例えば、プレスリリースの更新や店舗情報など、htmlを知らない担当者でも投稿できることが求められます。
これにより、Webサイトのコンテンツを直感的かつ迅速に更新できます。

2.コンテンツの効率的な編集

リアルタイムでのコンテンツ編集やプレビュー機能など、CMS管理画面は効率的なコンテンツ編集を可能にし、迅速な更新ができることが求められます。
タイミングを逃さずに各担当者が更新できるように、PCだけではなく、スマホからでも対応できると、よりスピード感を持って運用できるようになります。

3.セキュリティの向上やガバナンスの統制

CMS管理画面はセキュリティ機能が組み込まれており、権限の設定やアクセス制御を通じてWebサイトの安全性を確保します。また、各担当者が更新するにあたり、内容によってはワークフローを設定し、然るべき責任者が最終確認を行って掲載できるようにしておくことも必要です。

コンテンツ投稿方法と課題

1.WYSIWYGエディター

WYSIWYGエディターはWhat You See Is What You Getが語源となっており、htmlを知らなくても、WordファイルをいじるようにWebページを見たまま編集することが可能で多く使われています。

ただ、文字の編集に留まってしまったり、不慣れだとhtmlに影響が出てページが崩れてしまうという課題もあります。
従って、単純な文字の編集で使われる場面が多い傾向です。

2.ブロックエディター

Webページを見出し、本文、画像、ボタンなど、ブロック毎に登録・編集し、その組み合わせでページを表現することができる機能です。
WYSIWYGエディターと比較すると、ページ構成にバラエティが出て、表現がしやすくなることです。

ただ、新たな構成のページを作る度に、毎回レイアウトを配置する必要があったり、スマホ対応していない・難しかいことに加え、ページ自体のデザインも必要になるため、結局Web担当者が入稿画面を準備しなければなりません。

3.管理画面ビルダー

Webやhtmlの知識がなくても、直感的に投稿できる入稿画面を作成できる機能です。

この機能を備えたCMSはまだほとんどありませんが、入稿項目の種類も豊富で、ページ構成の自由度が高くなります。スマホからの操作も可能です。
作成した入稿画面はワークフローやプレビューにも対応しているので、ガバナンス観点からも安心して使えます。

また、HeartCore CMSの管理画面ビルダーであれば、データ管理画面も作成することができ、親子関係のテーブルを閲覧することも可能で、煩雑になりがちなデータ管理も一緒に行えます。