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CMS/CXM
2022.11.30

LPOってなに?いまさら人に聞けない!
LPO「ランディングページ最適化」について

Landing Page Optimization

LPOはランディングページを最適化する施策のこと、つまりサイト訪問者がコンバージョンに繋がる行動を取る割合を改善することです。

「サイトの訪問者は増えているけど、購入や問い合わせが増えない!!」

もしこんな悩みを抱えているようであれば、一度LPOを検討したほうがいいでしょう。
しかし、ランディングページを最適化するためには、どうすればいいのでしょうか? また、LPOの効果や実施方法についても気になりますよね?

ここでは、LPOの基礎についてご紹介していきます。

LPO(ランディングページ最適化)とは?

LPO(ランディングページ最適化)は、コンバージョン率を高めるために、ランディングページを構成することです。コンバージョンとは、問い合わせや資料請求、購入などのことを言います。

ランディングページには、サイト訪問者が最初に目にするページ、コンバージョン獲得用のページという2つの意味があります。

そのため、LPOを意識するときには「ユーザーにわかりやすいランディングページを作る」ことが大切です。

LPO(ランディングページ最適化)

サイトにアクセスしてきたユーザーは、5秒以内に求めているニーズと合っているか判断すると言われています。

そのため、ランディングページを工夫し、ユーザーのニーズに応えられるか直感的に判断させることが大切です。

それができれば、ユーザーのサイト離れを防ぎ、コンバージョン率が高まるでしょう。

さらに、ユーザーのニーズに合わせてページ内容を修正していけば、より的確にニーズを満たせるはずです。

LPO施策にはどんな効果がある?

これまでのインターネットは、広告・SEO対策を行うことで、アクセスを集めることができました。

しかし、集客だけに目が行き、サイト離れされては効果がありません。ランディングページを最適化していないと、資料請求・登録フォームなどのコンバージョンに繋がる行動は起こしてくれないでしょう。

そのため、LPOが大切なのです。LPOを実施すれば、広告・SEO対策でアクセスしてきたユーザーをコンバージョンさせやすくなります。

LPO施策はどんなサイトに適している?

LPOは「コンテンツを販売するECサイト」「資料請求・お問い合わせサイト」に効果的です。

特に、問い合わせを増やしたい場合、LPOは必須。ユーザーの利便性を高めることで、サイトからの離脱を防ぎコンバージョンにつなげることができます。

LPOを実施するポイント

では、実際にLPOはどう実施していけばいいのでしょうか。

LPOではPDCAを意識する

LPOを実施するポイントは「ランディングページの目標」「具体的な数値」「改善ポイント」「実施後のチェック」「改善」を意識することにあります。基本的に完璧なランディングページはないため、なんども修正を繰り返していく必要があるからです。 がわかりやすいでしょう。

PDCAを回すにあたり、まずランディングページの目標を設定しましょう。アクセス数やコンバージョン率など、重点を置く目標を確認しておく必要があります。

PDCA

また、目標の確認ができたら、具体的な数値で立てる必要があります。例えば、売上を2倍にする、コンバージョン率を2倍にするといった感じです。

そして、その目標を達成するためには、どこを改善するべきか改善ポイントを絞る必要があります。大きな改善ポイントを考えるより、小さな改善ポイントを複数出し、効果を実感できるようにしてください。 あまり大きな改善ポイントを考えてしまうと、改善が上手く行かない場合があります。

改善ポイントを定めたら、LPOによって得られる効果をチェックしましょう。効果をチェックするときには、A/Bテスト・アクセス解析などを使って、目標と照らし合わせてください。

LPOのチェックができたら、効果に合わせてLPを改善していきましょう。

上記の手順を見て分かるとおり、LPOを考える上で大切なのは、PDCAサイクルということになりますね。PDCAサイクルを回し、効果的にLPOを行っていきましょう。

LPOでは「ユーザーの印象」「ユーザーの興味」「ページの表示速度」を意識する

LPOはPDCAサイクルを意識して改善を行っていきますが、どう改善していけば良いのでしょうか?

効果的なランディングページを作るなら、「ユーザーの印象」「ユーザーの興味」「ページの表示速度」を意識するのがおすすめです。

ユーザーは広告から、ランディングページにアクセスする可能性が高いです。広告イメージに合ったランディングページでないと、ユーザーの第一印象がずれてしまいます。

例えば、高級バッグを売りたいのに、「安い」という言葉が多く使われているようだと、ブランドのイメージを壊してしまうかもしれません。

特にキャッチコピーや商品画像と合った、ランディングページを作ることが大切です。 ユーザーの印象とマッチしていれば、ユーザーがサイト離れを起こす可能性は低くなります。

また、ユーザーが感じる印象と同時に、ユーザーに興味を持たせる必要があります。 ランディングページ内で、最初に目にする部分「ファーストビュー」には、ユーザーが興味を持つような工夫が必要です。

もしユーザーの興味を引けるデザインなら、「とりあえず見てみるか」とユーザーの滞在時間は長くなるはずです。「ランディングページ」「キャッチコピー」「商品画像」「CTAボタン」などを工夫することで、ユーザーのニーズに合わせていきましょう。

CTAボタン

さて、ランディングページの内容が決まったら、一番の問題点を解決する必要があります。 ランディングページで大切なのは、ページの表示速度です。 ユーザーがサイト離れを起こす原因は、ページが表示されるのが遅いことによる「ストレス」が大きいです。

「あー、ページが表示されるの遅いし、違うサイトに行こう」とユーザーが感じると、ページ離れを起こしてしまいます。実際、みなさんも表示が遅いとイライラしますよね?

ちなみに、ユーザーのページ離れやコンバージョン率を調査したデータでは、表示速度がページ離れの原因となると言われています。

「操作開始時間が1秒のサイトと3秒のサイトを比較しても、3秒のサイトは1秒のサイトに比べ、ページビューが22%低下、コンバージョン率は38%低下、直帰率は50%上昇してしまう」
引用元:サイト表示が2秒遅いだけで直帰率は50%増加!DeNA事例から学ぶWebの自動最適化手法/日本ラドウェア

というデータがあり、ランディングページの表示時間が2秒違うだけでも、ユーザーは心理的にストレスを感じてしまいます。

ユーザーがサイト離れしてしまうと、コンバージョン率が低下するのは当たり前ですよね。 コンバージョンしてくれるユーザーは、もうサイトから離れているのですから。

どれだけ素晴らしいランディングページでも、表示される前にユーザーに離れられては、意味がなくなります。そのため、ページの表示速度が3秒以上かかっているのなら、何よりも先に表示速度の改善をするべきです。

しっかりとユーザーのアクセス離れを防ぎ、効果的なランディングページにしていきましょう。

LPOの実施手順

それでは、LPOを実施していく手順を紹介していきましょう。

まず、課題や問題点を出していき、サイトの分析をしてください。 アクセス解析を使って、アクセス数やサイトの滞在時間を見ていきます。

サイトの課題や問題点が見つかったら、ランディングページを見直していきましょう。

ランディングページを見直すポイント

  • キャッチコピー・商品画像
  • ユーザーの共感を得る文章
  • ユーザーのニーズに合わせる
  • コンテンツのメリット
  • 専門家・有名人、口コミによる信憑性
  • エントリーフォームへの誘導

ランディングページは基本的にこのような構成になっていることが多いです。

例えば、想定外のキーワードからユーザーがアクセスしていて直帰率が高いのなら、キーワード別にランディングページを作成すべきです。

現在のランディングページが、ユーザーのニーズに対応していないことになるためです。一つのランディングページで多様なニーズに全て応えるのは、非常に難しいと言えます。それより、キーワード別にランディングページを作った方が効果的でしょう。

ユーザーの直帰率が高く、コンバージョンに繋がっていないのなら、A/Bテストを行い、ユーザーニーズに合っているかを検証する方法もあります。

ABテスト

ちょっとしたデザインの違いで、ユーザーのニーズに合致する場合はあります。 ランディングページのデザインにより、ユーザーが情報を見つけられていない可能性が高いからです。

このように、一つずつの問題点と対策を見ていけば、ランディングページの最適化は狙えるでしょう。また、ツールを使うという方法もあります。

ヒートマップツールを使うのも一つの方法です。 ページのどこまで見られているか、どこがよく読まれているか、どこで離脱してしまっているかなどを確認することができるので、改善ポイントを見つけることが可能です。

このほか、効率良くLPOを行うなら、HeartCoreを試してみてはいかがでしょうか? ユーザーごとのセグメントを設定できる機能も提供されているので、効果的な顧客データベースが作れます。

HeartCoreには、ヒートマップツールに加え、アクセス分析機能も付いているため、課題や問題点を出すときにも利便性が高いです。

ランディングページのA/Bテストも行えるので、キャッチコピーや画像に悩んだ際は試してみてください。

LPOを効果的に行うために、HeartCoreを導入してみてはいかがでしょうか? 詳しくはこちら

LPOとSEOに関係性はあるの?

LPOはランディングページを最適化し、コンバージョンを高めるためにあります。 しかし、SEOの目的は、アクセス数を増やすこと。同じランディングページでLPOとSEOを両立させるのは簡単ではありません。

SEOはアクセス数向上に効果的

SEOはアクセス数向上のために、キーワードやリンクなど、様々な要素を取り入れてGoogleの上位表示を狙う施策です。SEO対策を行うことで、検索キーワードで上位表示を狙えるため、SEO対策されたランディングページはアクセス数が高まります。

しかし、ランディングページは画像が多く、SEOに有効な外部リンクや内部リンクを使用しません。SEOをランディングページに行うのが難しいというのは、こういった理由からです。

LPOはコンバージョン率向上に効果的

LPOはコンバージョン率向上のために、商品画像・キャッチコピーなどを工夫し、視覚でユーザーに訴求を行います。 ユーザーのサイト離れを防ぎ、コンバージョン率を高めるため、ランディングページに効果的な施策です。

しかし、ランディングページにテキスト・リンクを使用しないので、SEOの効果は期待できません。そのため、LPOで上位表示させ、多くのアクセスを集めるのは難しいと言えます。そのため、多くの人が広告を出しています。SNSやGoogleに広告を出し、ランディングページに誘導をします。これであれば、SEOを気にする必要はありません。

LPOで注意すべきこと

LPOで注意すべきことは「ムダな要素を省く」「ユーザーを意識する」「信憑性」がポイントになります。

LPOはコンバージョン率を高めるためのものです。 そのため、ソーシャルシェアボタンや外部リンクは必要ない場合も多くあります。できるだけそのページから離脱しないように無駄なものは省く必要があるためです。

コンバージョン

また、ランディングページで「コンテンツ販売」「メルマガ・会員登録」など、複数のコンバージョンを狙うのも避けたほうがよいでしょう。ランディングページでユーザーになにか選択をさせたり考えさせると、コンバージョン率は下がる傾向にあります。

ターゲティングユーザーを意識し、コンバージョンを狙っていくことも大切です。

商品画像・キャッチコピーを意識し、ファーストビューに取り入れましょう。 ランディングページのデザインによって、コンバージョン率は大きく変わります。 登録ボタンと口コミの配置を変更しただけで、コンバージョン率が30%以上増加したというケースもあります。

さらに、デザインだけではなく、信憑性を与えることも重要です。フリー素材の画像を使うのではなく、実際に使用した画像や、社員の画像を掲載した方が信憑性は高くなります。 視覚でユーザーにアプローチしていくため、画像だけではなく具体的な事例や口コミで、信憑性の高いランディングページを作っていきましょう。

まとめ

今回はランディングページを最適化しコンバージョンに繋がる、LPOについてご紹介させていただきました。LPOはムダなコンテンツを省き、ユーザーを意識し信憑性の高いランディングページを作成することがポイントです。

効果的にコンバージョンを狙うには、ポイントを押さえたLPOを行うべきです。

みなさんもLPOを利用して、効果的なランディングページを作成していきましょう!

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