5G時代に乗り遅れないWebサイト運営の秘訣とは!?
もくじ
Google検索上位に表示されるために
2018年、Google検索のランキングアルゴリズムは、PC版のコンテンツからモバイルファーストに移行しました。
Google は 1年半の慎重な実験とテストの結果、モバイル ファースト インデックスのベストプラクティスに準拠したサイトの移行を開始したことを発表します。
これまで、Googleのクロール、インデックス、ランキング システムでは、主にデスクトップ版のコンテンツが使用されてきました。そのため、その内容がモバイル版と大きく異なる場合、モバイル検索ユーザーに問題が発生する可能性がありました。
モバイル ファースト インデックスとは、モバイル版のページをインデックスやランキングに使用し、主にモバイル ユーザーが探しているものを見つけやすくすることを意味します。検索結果の提供に使用するインデックスは引き続き1つのままです。
メインのインデックスとは別の「モバイル ファースト インデックス」はありません。
歴史的にデスクトップ版のコンテンツがインデックスされてきましたが、今後はモバイル版のコンテンツを使用していきます。引用元:Google ウェブマスター公式ブログ『モバイル ファースト インデックスを開始します』(2018年3月27日公開)
Google検索で上位に表示させるためには、PC版WebサイトのSEO対策ではなく、モバイルデバイスでの最適化がより重要性を増しているのは言うまでもありません。
現在のGoogle検索のランキングでは、PC版WebサイトのSEO対策にどんなに力を入れても、上位に表示されにくくなっており、モバイル版Webサイトのランキングが適用されます。
このため、企業のWebサイトをGoogle検索上位に表示させるには、モバイル版の最適化が必要不可欠となっています。
Google検索に好まれるモバイル版Webコンテンツ
表示速度
モバイルでの検索順位を上げるために重要な要素はページの表示速度です。Googleはページの表示速度を非常に重要視しています。
検索ユーザーはできるだけ早く質問に対する回答を見つけたいと考えています。研究(英語)では、ユーザーはページの読み込み速度を非常に気にかけていることがわかっています。 読み込み速度はこれまでもランキング シグナルとして使用されていましたが、それはデスクトップ検索を対象としていました。そこで2018年7月よりページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素として使用することを本日みなさんにお伝えしたいと思います。
引用元:Googleウェブマスター公式ブログ『ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用します』(2018年1月18日公開)
表示速度を上げる方法として、
- 画像のサイズを圧縮する。
- ブラウザのキャッシュを活用する
- サーバーの応答時間を削減する。
- CND(Content Delivery Network)を活用する
等がありますが、最も簡単な方法はGoogle AMP対応をすることです。
米SEMrush社の調査(※)では、「AMP対応のページは通常のページに比べ表示速度が85%も早い」というデータもあります。ぜひAMP対応をご検討されることをおすすめします。
※「2019 Mobile SEO & AI Trends: How to Stay Ahead of the Competition」
構造化データ
Google検索は表示結果をパーソナライズします。
つまり、AさんとBさんの検索結果はそれぞれ異なります。
これは、GoogleのRankBrainというAIが判断し、検索結果をユーザごとに変えているためです。
RankBrainとは、Googleが検索結果を並べ替えるために使用する機械学習の人工知能システムであり、Googleの公式発表によると「検索ランキング決定にあたり、三番目に重要なもの」とされています。
つまりRankBrainへの対応は、検索上位に表示されるために重要な要素となります。
RankBrain対策のためには、セマンティック検索に対応できるよう、構造化マークアップをする必要があります。簡単に言うと、スニペット対応のことを指します。
また、表示の仕組みの対応も必要です。
検索した結果ページのレイアウトが、キーワードによって変わるのはご経験済みだと思います。
例えば、レストランを検索したら、地図が出るローカルエリアサーチが最初に表示されます。これが、SERP(サープ)です。
SERP―とは、Search Engine Result Pageの略で、ユーザが検索エンジンで検索したキーワードの検索結果(自然検索)を表示するページのことを指します。最も一般的なSERPの特徴は次のとおりです。
- 既存の結果に視覚的なレイヤーを追加するリッチスニペット(例:商品の評価のための星のレビュー)
- キーワード(AdWordsやGoogleショッピングなど)の入札によって購入された有料の結果
- オーガニック検索結果に加えてユニバーサル検索結果(新しい検索結果、新機能、スニペットなど)
- パネルまたはボックスとして表示されるナレッジグラフデータ(天気、有名人ナレッジパネルなど)
これらの対応のためにも、構造化データ対策がますます重要になってきます。
5G時代をサキドリするトレンド
音声検索
インターネット検索において、2021年までに半数以上が音声で開始されると予想されていることを考えると、音声検索への対応は差し迫っています。
したがって、コンテンツはこの新しい傾向に適応する必要があります。
5G通信の時代にはキーボードでの文字入力より、音声でのインタラクティブが中心となることが予想されており、今後ますます音声検索対応の重要性は高まっていくでしょう。
動画
最後に、5G通信時代の動画についてご紹介します。
モバイルデバイスを使用しているユーザは、そのデータの大部分がオーディオやビデオコンテンツの閲覧に費やされています。
2021年までに、モバイルデータの87%がビデオで利用されると予想されています。
高品質のビデオは、多くのユーザを引き付けることができます。
動画でより多くのユーザにリーチするには、検索ユーザ向けに最適化する必要があります。
これを行うには、動画の説明と見出しで適切なキーワードを使用します。主題に興味を持つ最も多くの人々に動画が届きます。
デジタルチャネルへのコンテンツ配信を最適化する「HeartCore」
AMP対応、スニペット対応、SERP対策、音声検索対応、動画コンテンツ最適化など、近年のトレンドをご紹介しましたが、これをすべて管理することは可能でしょうか?
HeartCore CMS/HeartCore CMX Cloudなら、1つのコンテンツを作成すれば自動で、通常のHTMLとAMPページの生成が可能になります。
さらに、構造化データの管理もHeartCore CMS/HeartCore CMX Cloudであれば、簡単に行うことが可能です。
それぞれのデジタルチャネルに最適化されたコンテンツの一元管理が可能になります。
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