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SEOについて

SEOという言葉がインターネット業界に浸透して久しいですが、その手法は10年前と現在では大きく異なっています。また、世界中の企業や個人がSEOに取り組み、莫大な情報が飛び交う中で、誤った情報が存在しているのも事実です。ここでは、SEOの基本的な知識から高度な技まで、確実に成果を得られる正当な手法をご説明します。

ここに記載されている内容は、CleverStat社のウェブサイトページを基に日本語化したものです。
既にSEOを経験されたことのある方は、チャプター1はスキップして頂いても結構です。

SEOという用語は、Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略ですが、検索エンジンを最適化するわけではありません。検索エンジン向けに ウェブサイト を最適化するのです。では、なぜウェブサイトを最適化する必要があるのでしょうか?その答えを得るには、まず検索エンジンとは何かを理解する必要があります。90年代半ば、ウェブ上で情報を検索する手段として検索エンジンが登場しました。 各ウェブサイトを クロール(巡回) しながら、その中に含まれている キーワード を収集していきます。そして検索エンジンのデータベース内でウェブサイトを インデックス化 します。そして、検索ボックスに検索条件が入力されると、検索エンジンが即座にデータベース検索を行い、指定された条件に対応するページを、インデックス化されたページの中から見つけてくるのです。
従って、検索条件のキーワードをより多く含むウェブサイトが、検索結果画面のより上位に表示されます。
つまり、SEOとは、検索エンジンに自分のサイトをより上位にランク付けさせるよう工夫を施すことです。 SEOの手法は数多く存在しますが、その中には正当なものあれば、ブラックハットと呼ばれる悪質なものも存在します。検索エンジンはブラックハットSEOを嫌い、またその効果も悲惨な結果を招き兼ねません。これについては、後ほど詳しく説明します。

「はい」という答えが真っ先に頭に浮かぶのではないでしょうか?しかしながら、少し立ち止まって考えてみましょう。例えば、油田掘削会社が自社製品を売るのにSEOが役立つでしょうか? 小さな町の小さな個人商店が売上を伸ばすのにSEOが有効でしょうか? 首相の官僚統治にSEOが有益でしょうか?
そうです、もうお分かりのように、SEOというのは、インターネットビジネスにおいて効果を発揮するのです。インターネットでのビジネスを展開されている方なら、SEOは必須と言えるでしょう。しかしそうでない方にとっては、販売経路を広げられるかもしれないちょっとした手段に過ぎず、決して最良の方法ではありません。

よくひそかな疑問として挙げられるのが、「SEOのプロを雇うべきか、それとも節約して自分で行うべきか」という質問です。状況により答えも様々であるため、それぞれのメリット・デメリットを以下に記します。


メリット デメリット
プロのSEO
  1. 時間を費やさなくて済む。
  2. SEOを自分で習得しなくてよい。
  3. プロの方が非常に効果的。
  1. 雇ったSEO業者を管理する手間は省けない。
  2. 通常、効果の保証はされないので、業者を選ぶ際にはとても注意する必要がある。
  3. すべてのSEO業者が、あなたの分野においてのプロであるとは限らない。
  4. 費用が発生する。
自分でSEO
  1. 思い通りにしたいなら、自分でやるべきです。実際に運営するのはあなたなのですから、何が良くて何が駄目かを一番わかっています。
  2. かなりの節約になります。
  3. 常に動向を監視でき、臨機応変にSEO戦略を変更することが可能。
  1. SEO関連の資料を読んだりフォーラムに初歩的な質問を投稿したり、時間を費やす必要がある。相当な時間を要す。
  2. SEOの利益は、費やした努力と時間には到底比例しない。やはり素人には限界がある。

検索エンジン最適化の話をする前に、検索エンジンがどのように動くかを理解する必要があります。基本的に、検索エンジンは3つのパーツから成り立っています。

  1. クローラー(またはスパイダー)。検索エンジンにおけるこのパーツはシンプルなロボットであり、サイトの各ページをダウンロードし、リンクを拾っていきます。そして、各リンクを開いてダウンロードし、巡回していきます。クローラーは定期的にサイトを訪れ、内容の変更を発見すると、それに応じてランキングも修正します。サイトの質やコンテンツ更新の頻度によって変わり、1カ月に1回から人気のあるニュースサイト等では1日に数回も行われます。
    クローラー自体はサイトをランク付けしません。クロールしたサイトを、インデクサーと呼ばれる検索エンジンモジュールへ引き渡すだけです。
  2. インデクサー。このモジュールは、スパイダーによってクロールされたすべてのページを、インデックスと呼ばれる大きなデータベースに格納します。本の中にある索引と考えてください。あるワードを見つけたら、それがどのページに記述されているかを確認します。インデックスは静的ではありません、クローラーが新しいページを発見する度、または既存ページを再クロールする度に更新します。インデックスは大量ですので、すべての変更がデータベースに格納されるまでにはしばしば時間が掛かかります。従って、「サイトはクロールされたが、インデックスがまだだ」という状況もあり得ます。
    すべてのコンテンツと共にサイトがインデックスに追加されると、次は検索エンジンのサードパーティが動き始めます。
  3. ランカー(または検索エンジンソフトウェア)。 このパートは、ユーザから検索クエリを取得します。そして、何万にも及ぶインデックス済ページをふるいにかけ、該当の検索クエリに関連する全てのページを検出します。結果は、関連度によって省略された後、ようやくユーザに表示されます。
    関連度 とは何か? クエリに対するページの関連度はどのように決定されるのか? ここでランキングファクターと呼ばれる難しいパートに直面します。

以下は、知っておくべき基本的な専門用語です。他の用語も追って説明します。

アンカーテキスト

これは単に、リンクのテキストです。下記のようなリンクがあるとしましょう。

<a href="リンク先のURL">SEOについて</a></p>

するとこのリンクはこのように表示されます。

SEOについて

この場合、「SEOについて」という文字列がアンカーテキストになります。 アンカーテキストは、戦略を構築する主要なパラメータです。常にページのテーマに沿ったアンカーテキストを付けることが重要です。もし犬についてのページなら、「猫」というアンカーテキストは相応しくありません。もちろん、ウェブ上のすべてのリンクをあなたが管理することはできませんが、少なくとも自身のサイトにあるリンクにはすべて適切なアンカーテキストを付けましょう。

被リンク

これはバックリンクとも言われ、他のページからあなたのページへのリンクを意味します。その数は多ければ多いほど良いです。しかし、例外も多々ありますので、詳しくは「Off-Page最適化」セクションをご参照ください。

キーワード

サイトやページのテーマを表す単語あるいは複数語です。正確には「キーワード」と「キーフレーズ」という言葉を使い分けるべきですが、SEOの世界ではどちらもキーワードと呼ばれています。例えば、このページに対するキーワードは、「SEO」や「SEO チュートリアル」などが考えられるでしょう。

ショートテール及びロングテール キーワード

簡単です。ショートテールキーワードとは、「レンタカー」「SEO」「個人 ローン」等といった一般的な言葉やフレーズです。それに対しロングテールキーワードとは、「BMWを借りる」「米国におけるSEO」「低金利個人ローンへ加入」等というように、テーマを具体的に記述します。キーワードが具体化すればするほど一般性は減少し、そのクエリをそのまま検索ボックスに入力する人も減るでしょう。しかし!裏を返せば、そのようなクエリは極めて具体化されている為、検索エンジンからあなたのサイトに訪れた人が探していたものを見つけて、そのまま購入へと直結する可能性は高いです。この部分は重要です!ロングテールクエリは一般性に欠ける反面、コンバージョン率(顧客転換率)はショートテールクエリよりも遥かに高いと言えるでしょう。

SERP

この言葉自体は聞いたことあるが、その意味を知らないという方もいるのではないでしょうか。SERPとは、Search Engine Result Page(検索エンジン結果ページ)を表します。何かクエリを入力し、Enterキーを押したときに遷移するページ、それがSERPです。そこに表示された結果の中からいずれかをクリックしてサイトを開きます。当然のことながら、一番上に表示された結果は、2ページ目や3ページ目以降に表示された結果よりも多くの訪問者を獲得できます。これこそがまさに、SEOの目的です。SERPでより上位にサイトを表示させる、ということです。

スニペット

これは、検索結果ページにてページタイトルの下に表示される要約文です。スニペットは、メタディスクリプションから表示されることがほとんどですが、検索エンジンがページ内容に基づいて自動作成する場合もあります。

ランディングページ

ランディングページとは、検索結果ページからサイトに訪問してくる際に一番最初に表示されるページです。例を以下に示します。

この例では「HeartCore FAQ」というクエリに対して、 www.xyxon.co.jp/page.jsp?id=2668 がランディングページということになります。

リンクジュース

この面白い用語は、リンクによってページからページへと引き渡される価値を意味します。具体的に言うと、リンクされるページ(受給者)は リンクジュース をリンク元のページ(供給者)から取得します。よりたくさんのリンクジュースがページに流れ込んでくればくる程、そのページの価値が高まります。例えば、10ドルの価値があるページが存在すると仮定します。そのページから発生するリンクが2つある場合、各リンクには5ドルの価値があります。これが、リンク先ページへ引き渡されたリンクジュース量となります。もしリンクが5つあるのなら、各リンクは2ドル分のリンクジュースを引き渡します。下図は、このコンセプトをイラスト化したものです。

このように、Page Aがより多くのリンクを持てば持つ程、リンク先であるPage Bは価値を獲ることができなくなります。もちろん、実際のリンクジュースの価値をドルで計るわけではありません。

ノーフォローリンク

ノーフォローリンクとは、検索エンジンにフォロー(追跡)させないリンクのことです。下記のコードを使ってノーフォローリンクを作成できます。

<a href="リンク先のURL" rel="nofollow">アンカーテキスト</a>

こちら

Googleは、ノーフォローリンクに関してはフォローをせずリンクジュースも運びません。ノーフォローリンクについての詳細は、こちら

リンクポピュラリティ

この言葉は、サイトにおける被リンクの量を指します。人気のあるサイトはより多くの被リンクを持っています。しかしながら、被リンクの数だけが、リンクポピュラリティの要素というわけではありません。詳しくは、 off-page最適化 セクションをご参照ください。

キーワードスタッフィング(詰め込み)

タグ内にキーワードを長々と羅列し詰め込むことを、キーワードスタフィングと言います。例えば、このページのタイトルにキーワードを詰め込むとすると、<TITLE>SEO、検索エンジン最適化、Search Engine Optimization、ページランクアップ、SEO戦略、SEOチュートリアル</TITLE>等が考えられます。しかし、現在表示されているタイトルはご覧の通りとても自然でページの内容を端的に表しています。というのもキーワードスタッフィングは、実際には効果がありません。また、ランクを下げる原因になり得るにも関わらず、習慣化されていのが現状です。

ロボットテキスト(Robots.txt)

ロボットテキストとは、検索エンジンスパイダーがサイト内コンテンツをクロールするのを制御するためのファイルです。シンプルテキストファイルで、ルートフォルダに配置します。以下、例を示します。

サイト全体をGoogleBotからブロック
User-agent: Googlebot
Disallow: /

単一フォルダ内、「myfile.html」ファイルを除くすべてのファイルを全クローラーからブロック
User-agent: *
Disallow: /folder1/
Allow: /folder1/myfile.html

概して、ランキングファクターには2つのグループがあります。「on-pageランキングファクター」と「off-pageランキングファクター」です。 どちらが最も重要かということが常に議論されてきましたが、その答えは後ほど述べたいと思います。 まずは、これら2つ共が重要であり、どちらにも注意が必要だということを理解しなければいけません。

多くのon-pageランキングファクターが存在し、SEOが登場した当初より色々な情報が飛び交ってきました。その中には、本当に大切なこともある一方、重要だと言われながらも実は役に立たなかったり却ってランクを下げたりするものも存在します。ご存知のとおり、検索エンジンは進化しています。それに伴いアルゴリズムも変化します。2003年には有効だったものも、今となっては何の意味も成さないものもあります。そこで、重要度およびSEO価値の順に on-pageランキングファクターをリスト化してみました。

このセクションでは、Googleや他の検索エンジンで順位を上昇させるために必要不可欠な戦略について述べていきます。 これまでと同じように、on-pageとoff-pageに分けてそれぞれ戦略を説明していきますが、最大限に効果を得るには、すべてを一緒に機能させる必要があります。コンテンツやリンクの構築に関してどちらが優先ということはありません。どちらも重要で常に注意を要します。

コンテンツは王様です。on-siteの主なSEO戦略は、訪問者にとって興味深いコンテンツを築き上げることです。情報や価値を提供しながら、自社のサービスについて的確に説明しているコンテンツです。読んだ後すぐに内容を忘れてしまうような退屈なコンテンツであってはいけません。同時に、検索エンジンクエリに対してランディングページとなるには、SEO要素も含まなければいけません。良い原稿を書くことは、やっつけ仕事ではなく創造です。

1.キーワードを見つける

サイトコンテンツの最適化を始めるにあたり、まず最初に考えなければいけないことです。どの産業で働いているかは問題ではありません、どんな分野もありとあらゆる言葉で言い表すことができます。未来の顧客達は、それらの言葉を毎日検索ボックスに入力しているのです。 ただの傍観者になってはいけません。

自分のしていることは何かを考えてみます。が何を求めているのかを考えてみます。簡単なキーワードで見つけてみましょう。そして類義語を使用します。そうすると、それがあなたのキーワードの基本となります。次に、Google キーワードツールキーワード最適化ツールを使って、他の類義語や関連する検索クエリを見つけます。便利なことに、各キーワードに対する月間の検索量やおおよその競争率を確認することが可能で、対象とする最適な言葉を選択するのにとても役立ちます。

キーワードを書き出し、需要のある順(Googleキーワードツールの検索量)、そして関連性のある順に並べ替えます。次に、それらのキーワードをGoogleで簡単に検索をしてみて競合相手を明らかにします。そしてその競合相手のサイトを分析し、あなたの分野におけるキーワードをもう少し抽出します。最終的なリストの中から、最も関連性があり需要の高いキーワードを選択します。そして次のステップに進みます。

2.コンテンツを用意する

どんなキーワードを人々が検索しているのかは分かったので、今度は彼らが求めているのものを提供しなければいけません。それぞれの検索語に対する ランディングページを用意するのです。当然のことながら、普通に原稿を書いてキーワードを詰め込むのでは不十分です。むしろ、選択したキーワードの周りに原稿を組み立てていくべきです。自然な文章で書くように心掛けます、ヘッダーや目を引くタイトルを付けることも忘れずに行いましょう。

キーワードを入れるべき重要な場所を覚えていますか?前のセクションで説明したとおりです。 対象キーワードを含む簡潔で自然な言葉のタイトルを、タイトルのはじめにもってきます。ヘッダーを2、3個書いて、適切なファイル名を付けます。 各ページは、いくつのキーワードを対応すべきか? ここでの最適な戦略は、2~3のキーワードフレーズ用に1つのランディングページを作成することです。それ以上だと、努力が水の泡になってしまいます。それぞれのページは、数個のショートテールキーワードと1~2個のロングテールキーワードに絞るべきです。

このステップをすべてのキーワードに対して繰り返します。すべての対象フレーズに適切なコンテンツを書くには、時間が掛かるでしょう。そして更に重要なことですが、それぞれのページにユニーク な、重複しないコンテンツを書くことは難しいことです。しかし、コピー&ペーストしてほんの一部言葉を変えるだけということはしないでください。それでは機能しません。何度も言いますが、自然な言葉で人に向けて書いてください。すべてのページを一度の用意する必要はありません、これはマラソンのように長期戦です。

3.ナビゲーションとサイトマップを作る

内部リンクとは別に、適切なナビゲーションを人・検索エンジン両方のために作る必要があります。すべてのページをリンク済みであることを確認し、切れているリンクがないかをチェックして下さい。一箇所に全ページを集約したサイトマップを作成し、どのページからでも1クリックでそのサイトマップにアクセスできるようにします。XMLサイトマップを作ってGoogleへ提出する必要はありません、提出したからといって優先されることもありません。

4.内部リンクを張る

とても大事な工程です!既にご存知のとおり、適切なアンカーテキストの付いた関連性のあるリンクを持つことは最も重要なことの1つです。ただ恐らく現段階では他のサイトからの被リンクはあまりないと思いますので、内部リンクを構築することが検索結果順位を上げる最初の重要事項です。

お持ちのページを見直してみて、互いにリンクさせましょう。ここでは、一般的なナビゲーションの話をしているわけではありません。ページのキーワードを見つけて、それをアンカータグ内に入れ、そのキーワードと密に関連のあるページにリンクさせます。
内部リンクは大切ですが、リンクをし過ぎて負荷を掛け過ぎないでください。余りにも大量のリンクは順位を下げますしページの読み込みが遅くなりますので、リンクが必要な時のみ行って下さい。つまり、訪問者がより理解を深められるように、もしくは本当に求めていた商品が選択できるように、あるいはページに価値のある情報を追加する目的で、等の場合です。また、一番目のリンクのみがカウントされるので、ナビゲーションメニューリンクはHTMLソースの下部へ、適切なアンカーテキストを持ったリンクは上部へと配置します。

休まない

新しく作ったページがSERPで順位を獲得し始めてきても、手を緩めてはいけません。コンテンツを書き、必要に応じて最適化や変更を行い、競合相手を監視する、といった作業を絶えず続けます。SEOにおいては物事の移り変わりがとても早いので、浮かれている暇はありません。

少し意外かもしれませんが、off-page最適化はコンテンツから始めます(コンテンツは王様です)。リンク構築をはじめる前に先ず完成させないといけないこと、それは上質なコンテンツです。 独創的で有益な記事は、退屈な記事に比べて容易にリンクを獲得することができます。内容を充実させることで、予想以上に被リンクを呼び寄せることができるのです。

とはいえ、コンテンツ単体ではやはり十分ではありません。リンクを構築するにあたり努力が必要になってきます。以下がおおまかな手順です。

1.自社製品を知る

一見バカげたことに思えるかもしれませんが、意外にも自分が提供しているものをよく理解していない人が多いです。何を販売していて、その特徴は何か、他の類似商品に勝るポイントは何なのか、説明できる人は実際少ないです。しかし、あなたはそうであってはいけません! あなたの商品やサービスを見つめ直してみましょう。他にない特徴とは何か?何に役立つのか? 見込み客のターゲットは?誰がターゲットで、なぜその人達にあなたの商品が必要なのかを明確に理解しなければいけません。まずはそこから始めて、考えがまとまったら言葉にして説明できるようにしましょう。

2.目標を立てる

誰を対象とするかはわかったので、次は目標を立てます。その対象となる人達に接触する目的は何か? お金?楽しみ?口コミ?名声?人気? なぜ彼らにリンクをして欲しいのか? 数分でも数日でも時間を掛けて考え抜いて下さい、それだけの価値があります。この答えなくしては先に進めません。

3.リサーチ

次の肝心な工程はリサーチです。リンク構築を始める前に、市場における情報をできるだけたくさん収集します。成功へのカギは情報です。ただし情報というのは、新しいほど価値が高いです。従って、市場を調査しテーマに沿った新鮮な情報を探します。個人的なリサーチや実験を行ってもいいですし、その業界におけるスペシャリストに話を伺ってもよいでしょう。これらすべてに意味があります。もし掲載する記事が何十年も前の話ならどうでしょうか? 確かに、どんな話でもまだ聞いたことのない人は存在するはずです。しかし、最近のフレッシュなニュース程、多くの興味を引き、ひいてはより多くの被リンクを獲得することに繋がります。

市場の調査も忘れてはいけません。何が流行っていて、競合商品にはどんなものがあるのか、いくらするのか、障害となるものは何か、費用対効果はいくらか、など調査することはたくさんあります。あなたの分野における最近のトレンドに基づいて、リンク構築戦略を立ててください。

4.コンテンツを構築する

既に述べたとおり、質の良いコンテンツは、被リンクをたくさん獲得するための窓口です。この段階で既に、見込み客が誰でどんな目標を立てるべきかは分かっています。また、新鮮な情報もすでに得ています。ここで、それら全てを味のある文章に替えていきます。自力でできる方は問題ありませんが、不安ある方はどなたかを雇ってください。

コンテンツの書き方については、on-page最適化セクションを参考にしてください。

5.リンクを獲得する

現在のoff-page最適化の世界で何が機能し何が機能しないのか、上記パート で確認できます。ここ最近の流行語として、リンクベイティングという言葉があります。この言葉は、リンクを獲得する方法を示しています。手法としては、ウェブマスターにリンクを張ってもらうようお願いするわけではなく、そうするように仕向けるのです。魚釣りで餌をまくように、あなたのサイトでウェブマスターを釣るのです。ではなぜ彼らはリンクしたくなるのでしょうか? それは、あなたのサイトに価値があるからです。ユニークで興味深く、信頼するに値するからです。その他考えられる理由はたくさんあります。しかし共通して言えることは、リンクベイトは決して容易いものではない! ということです。じっくりと考え抜き、十分にリサーチされた餌でなければいけません。高価値のあるリンクを魅了するには、市場の穴を埋める必要があります。

リンクの獲得は決して甘いものではありません。とても大きなものであり、あらゆる努力を要します。そして成し遂げた後は誇りに思うでしょう。その結果、他の人々をも魅了するものとなり、ウェブマスター達も喜んであなたのサイトにリンクするようになるのです。

では、良いコンテンツを書きあげたとして、どのように宣伝するのでしょうか? いかにしてリンクしてもらうのでしょうか? まず手始めとなるのは、あなたのテーマや分野におけるフォーラムや個人ブログ、権威者サイトなどです。また、他の競合サイトにリンクしている人達を調べたり、なぜリンクを獲得できているのかを調査したりするのも良いでしょう。もし大量生産している商品があるのなら、評判の良いブロガー等に無料で配布してもいいですし、何かツールを作っているのなら、バグがないかをテストしてもらってもよいでしょう。もし記事を書いているのなら、レビューをお願いすることもできます。すすんで手助けをしてくれる人達は大勢います、これを使わない手はありません。

6.休まない

改めて言いますが、何か結果が得られたとしても(もしくは例え何も成果がなかったとしても)、手を緩めてはいけません。1~5の工程を繰り返すのです。コンテンツを作り、リンクを得る、そしてまたコンテンツを作る。

新しい技を習得したり、業界ニュースを読んだり、興味のある人にインタビューをしたり、関連性のあるサイトと交流を持ったり、いろいろなことが考えられます。SEOは生き物です。毎日何かが起きています。その変化を取り入れないと競争には勝てません。

新米ウェブマスターが起こしがちなミスが、SERPの常時追跡です。確かに、少しづつ順位が上がったり急に下がったり、そして再上昇したりと、見ていて楽しいものではあります。しかし、まったもって無駄な作業です。10分毎あるいは一日一回だとしても、チェックする必要はありません。順位をチェックすることは、ただの自己満足に過ぎません。

サイトの順位は気になるものですが、その時間は新規ページの作成や、ブロガーとリンクについて連絡を取り合ったりする時間に費やしましょう。SERP順位のチェックは週に一度で大丈夫です。また検索結果ページを何ページもチェックしていくのはやめましょう。上位30位までに入っていなければ、どのみちアクセスはありません。 ウェブ上には膨大な数のサイトが存在し、その数は常に増加しています。それにも関わらず誰が貴重な時間をわざわざ使って1ページ以降を見るでしょうか? 特定の情報をどうしても見つけたい場合には、2~3ページ目も見るかもしれませんが、それまでです。そこで見つからなければ、別のサイトから検索するか検索クエリを変更してやり直すまでです。

ここでよくある質問が、順位チェックツールを使用するべきか、手作業でチェックすべきか?というものです。どちらも長所と短所があります。当然のことながら、キーワードが大量にある場合にはすべてを手作業でチェックする余裕はありません。1キーワードを30秒でチェックできると仮定してみましょう: Googleを開き、キーワードを入力、Enterキーを押下、SREPを素早くチェック。すると100キーワード存在する場合には、50分も掛かってしまいます! こんな単純作業を約1時間も繰り返すとなると嫌気がさします。 一方、ツールを使った順位チェックにも不利な点があります。ツールは正確とは限りません、しばしば誤った情報を表示します。さらに、チェックする言葉が大量にあった場合にはあなたのIPアドレスを禁止してしまいます。では一体、何を選択すればよいのでしょうか?それは、あなたのビジネスにおけるビジョンとニーズによって異なります。キーワードが少なめの場合は、正確な手作業によるチェックが良いかもしれません。逆にキーワードが多い場合には、時間節約のために何かツールを使ったほうが良いかもしれません。

  1. このパートのサマリはシンプルです。
  2. サイトの順位チェックは、週1程度で。
  3. 上位30~50のみのチェックで良い。
  4. それ以内に入っていない場合には、うまく機能していないということ。更なる努力が必要。
  5. 手作業でチェックするかツールやソフトを使うかは、ビジネスのニーズ次第。

まず第一に、慌てないでください。順位が落ちたり表示されなくなる理由はいくつも考えられますし、すべてGoogleのペナルティによるものとは限りません。

競合相手も必至です

実際よくある状況がこれです。あなたのサイトが順位を落としたのではなく、競合サイトが順位を上げてきたのです。通常著しく落ちることはないですが、先月の状態によっては大きく落ちることもあります。繰り返しになりますが、SEOは短距離走ではありません。マラソンです。

2.被リンクがフィルターに引っ掛かった、価値が下がった

リンクがたくさんある場合にこれが起こり、Googleによって評価が下げられます。リンクの持っていた力が大幅に減少し、ランキングも下落したということです。off-page セクションを注意深くお読みになられている方は、それぞれのリンク価値は異なるということをご存知でしょう。リンクの価値は、リンク元サイトの価値によって大きく変化します。従って、そのリンク元サイトの価値が何らかの理由で落ちたなら、あなた側のリンク価値も落ちるということです。

例えば、相互リンクをしている複数のパートナーサイトからたくさんリンクをもらっていて、すべて順調にいっていたとしても、それらのパートナサイトが同ページにリンクを増やしていくと、あなたのリンクはたくさんある中の1つになってしまいます。当然、流れてくるリンクジュース量も減ります。結果、価値が下がってしまったのです。また、Googleによって評価が下げられた可能性もあります。リンクが無関係であったり悪質だと判断した場合には、元々の評価を下げたり完全に締め出したりします。

こうして評価が下げられると、一瞬にして順位が急落したり、長期にわたって順位が低くなったりする可能性があります。関連性のあるサイトからページランクの高いリンクを収集することで、このようなリスクを最小限に減らすことができます。

3.新しいランキングアルゴリズムが導入された

上記に類似しています。off-pageでもon-pageでも、各ランキングファクターはGoogleのアルゴリズムに割り当てられた価値を持っています。従って、新しいアルゴリズムが導入されたり、変更が施されたりすれば、その新しいアルゴリズムに則って評価され順位も更新されます。順位が上がるサイトもあれば、下がるサイトもあります。

ここでポイントとなるのは、Googleは決して誰かのサイトをダウンさせたいわけではないということです。更新の目的は、検索の質を向上させることです。よって、Googleがどのような更新をしても生き延びていくには、上質なリンクと正攻法のSEOを使用することです。いかがわしいSEOに手を出さず、良い隣人関係を築き、関連性のあるサイトから上質なリンクのみを許可します。そうすれば、締め出されることはありませんし、むしろ締め出されたサイトのおかげで順位がアップする可能性もあります。

4.On-site 問題

誰でもミスはしますから、Googleの問題ではなくあなた自身のサイトに問題があるケースも考えられます。一番よくあるパターンは、新しいドメイン名を購入してサイトを移行した際に、リダイレクトを正常にセットアップしていない場合です。従って、存在しないページをリンクしていることになるのでGoogleはやむを得ずインデックスから外すことになるのです。もう1つのよくあるパターンは、ホスティングプロバイダがスクリプトの実行ルールを変更した影響で、あなたのサイトの動的ページが急に停止してしまうという状況です。その際には、404や503もしくは何らかのサーバーサイドエラーが表示されます。ランキングが下がっている場合には、まずサイトをチェックしてみましょう。

5.ペナルティ

ペナルティとは何でしょうか? それは、サイトの順位を落とすファクターです。自分のサイトがペナルティを受けたと確認する方法はありません。しかし、すべての順位後退がペナルティによるものではありません。確かにGoogleは、隠しリンクやキーワードスタッフィングなどのブラックハットSEOを使用しているサイトにペナルティを与えます。ただし、特定のサイトを落とすことだけを目的に制定されたペナルティはありません。Googleは検索のことだけを考えています、誰かのサイトを上位にしたり下落させたりということは考えていません。もしあなたのサイトがペナルティを受けたのなら、自問してください。なぜGoogleはこのクエリに対し私のサイトが適さないと判断したのか? コンテンツが原因か? 先月購入したリンクに問題があるのか? 必ず理由はあります。ここにGoogleからのヒントが掲載されています。

6.サイトが追放された

追放とは何か? 検索エンジンのインデックスからサイトが除外されること、それが追放です。ではどのようにして自分のサイトが追放されているか確認できるのでしょうか? 簡単です。単に「site:mysite.co.jp」のように自分のサイトURLを入力してGoogle検索をします。もしそれで検索結果に表示されない場合は、追放されているか一度もクロールされていないか(新規サイトなら有り得ます)のどちらかです。なぜGoogleはサイトを追放するのでしょうか? 大抵は、そのサイトがGoogleウェブマスターガイドラインに違反しているかブラックハットSEOを行っているからです。Googleインデックスにサイトを復活させる方法は、まず全てのブラックハット手法を除去します。次に、再度Googleへサイトを登録Googleへサイトを登録します。

ここまで読み進んでこられた方は、各パートにおける類似点にお気づきかと思います。真っ当な正攻法のSEOを使用し、サイト向上に常に努力をしている限り、Googleで問題が発生することはありません。実際すべての問題は、質の低い(あるいは十分でない)コンテンツに起因しています。リンクをお願いしなくても良いくらいのユニークで有益な情報を提供するよう心掛けましょう。それこそが最高のリンク戦略であり、Googleがアルゴリズムを変更しても問題ありません。

SEOソフトウェアについても少し述べたいと思います。安全に使用できるのか、購入するのほどの価値があるのか。SEO対策ではon-pageとoff-pageの2種類がありましたが、ソフトウェアも同じように分類することができます。しかしながら、ここでは違った分け方をしたいと思います。

1.キーワードツール

キーワードリサーチを実行できるツールです。ウェブ上もしくは特定のサイトを分析する目的でも使用されます。このようなツールはキーワードの人気度を測定したり、(キーワードデンシティのような)人為的なキーワードパラメータを計算したり、類義語や関連するキーワードを提案したりします。

2.ウェブランキングSEOソフトウェア

これは、単に検索エンジンでのサイト順位をチェックするツールです。上記セクションでもウェブランキングについて述べています。

3.リンクツール

リンクの構築、管理、構造化、購入、販売を行うためのソフトウェア。

4.サブミッションツール

サイトや特定のページを、ウェブディレクトリやカタログ、検索エンジン、記事サイト等に登録するためのツール。

5.オールインワン パッケージ

SEOに必要な機能がほぼ全て含まれている万能SEOアプリケーション。

6.自動SEOソフトウェア

このカテゴリは、自動化されたソフトウェアという意味ではありません。確かに、上記すべてのツールは多かれ少なかれ自動で動きます。しかし、完全に自動化することは不可能でありどうしても人の手が必要になります。ここでいうソフトウェアは、AdWordsやAdSenseアカウントの管理、リンクパートナーの検出、指定ブログのトラッキング等ができるソフトです。従って、作業の大部分は自分自身で行う必要があります。

これらのソフトウェアツールは、ローカルのコンピュータ上あるいはオンランインでリモートに作用させることができます。ここでは1つ1つのツールについて深く述べることは致しません。その代わり、主となる考え方を提示したいと思います。

簡単に儲けられるSEOツールやソフトなど存在しません! 「SERPのトップに表示させます」や「Googleで一位を約束します」などと謳っている宣伝文句を目にしたことがあるかと思いますが、すべて嘘です。SEOソフトウェアが効果を保証するのは不可能です。これはツールであり、マジックではありません。もしそのような宣伝文句を見たら、実際とは異なることに気付いてください。先払いを要求してきたら更に疑って下さい。お試し版を提供しない場合はより一層疑って下さい。

次に問題となるのは、お金を払ってでも購入すべきか、無料のSEOソフトのみ使用すべきか?ということです。実際、良質な無料SEOツールはたくさん存在します。代表的なものには、Google キーワードツールなどがあります。しかしながら、将来的にはより強力なパワーやさらに自動化された機能が必要になるかもしれません。有料ツールに目を向けることも決して悪いことではありません。ただ留意して頂きたいのは、ツールに過ぎないということです。直接ランクを上げるものではありません、ランク上昇の手助けをするだけです。逆説を唱える人は信用しないでください、お金を無駄にするだけです。

もう1つの争点は、SEOソフトウェアは安全か?ということです。Googleからペナルティを受ける羽目にはならないか? Googleによると、自動化されたランキングチェッカーのみポリシーに反するそうです。他のSEOソフトウェアは大丈夫です、少なくとも「Googleウェブマスターガイドライン」を犯さない限りは。ウェブランキングチェックに関しては、既述のとおりです。

まとめると、SEOソフトに魔法は求めるなということです。さらには、ソフトウェアというのは単純に命令されたことを繰り返すようにプログラムされているだけなので、特定のケースでは正しくない可能性もあります。ツール内でSEOレポートを実行させ、そこからアドバイスを得ることもできるでしょう。しかし忘れてはいけないのは、ソフトウェアは現在のあなたの状況を知りません。競合相手やキーワードデータ等を知っているだけに過ぎず、人間にしか分かり得ないデリケートな問題はとかく見落としがちです。一般的には、SEOスペシャリストの方がSEOソフトウェアよりも効果があります。一方で、SEOスペシャリスト達もまた、作業を自動で行うために何らかのツールを使っています。それなら自分でやってみても良いのではないでしょうか。簡潔に、このパートのポイント「簡単に儲けられるSEOツールやソフトなど存在しない!」ということを覚えておいてください。

以下は、SEOに関わる貴重なサイトやブログなどです(順不同)。SEOに役立つ興味深い情報やツールが提案されています。

Google ウェブマスターセントラル

必須サイトです。登録して、サイトの所有権を確立します。またクローリングや被リンク、キーワードなどに関する統計が確認できます。

ウェブマスターツール

Googleについての必読情報が満載です。ここに掲載されている中にも、ここから得た内容が多く含まれています。

Google Analytics

サイトにインストールすると、総合的なビジター情報を得ることができます。サーバー側のログと連携され、SEO対策の焦点を絞るのに有益な情報をたくさん掴むことができます。AdWordsやAdSenceとも簡単に連携できるので、ビジターだけでなくROIインデックスも追跡することが可能です。

Matt Cutts blog

Googleの技術エンジニアのブログです。Googleに関するよくある質問に答えたり、内部情報を公開したり、作り話を一蹴したりと、興味深い情報がたくさん詰まっています。Googleの社員なので完全に信用することはできないと言う人もいますが、一読の価値はあるでしょう。

SEO Chat Forums

質の高いSEOフォーラム。SEOニュースやチュートリアル、ツールなど常に最新の有益な情報がたくさん掲載されています。いつも喜んで回答してくれる人がいるので、迷わず質問してみましょう。

Google Blog

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有名なキーワード検出ツール。Googleが独自のツールをリリースするまでは最も人気がありました。提供されるデータには議論もありますが、多くのウェブマスター達に愛用されています。

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ここでも何回か登場しましたが、キーワードを見つけるには最高のツールです。またその需要も知ることができます。しかも無料です。ただ、他に勝るツールがないというだけで、これが完璧なツールというわけではありません。参照

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SEOmoz

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