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お客様事例株式会社 日比谷花壇 様

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『複数のサイトを管理し、育てていけるプラットフォームが必要でした』

株式会社日比谷花壇様は、生花小売事業をはじめ、EC、婚礼、葬祭、フラワーアレンジメント教室など幅広い事業展開をされています。 また、生花小売店舗業と婚礼事業を中心に中国上海・蘇州エリアにも進出。 そういった事業戦略に基づくWeb運営について情報戦略本部 Eビジネス戦略推進部 部長 塩野 将弘様にお話を伺いました。

塩野様

情報戦略本部Eビジネス戦略推進部部長 塩野 将弘様

  まず先に戦略ありきでHeartCoreを選びました。

CMSを導入した経緯・HeartCoreとの出会い

-- 現在、日比谷花壇様はWebサイトをHeratCoreで運用されていらっしゃいますが、HeartCoreを導入された経緯を教えてください。

塩野様:2006年になりますが、従来運用していた企業サイトやギフト販売を中心としたECサイトとは別に複数のポータルサイトやメディアサイトの運営を計画致しました。これらのサイトを素早く手軽に運用する、という事業戦略にフィットする拡張性、柔軟性とコストパフォーマンスの良さで選んだのがHeartCoreです。
2006年の導入当時、HeartCoreはリリースしたばかりのパッケージソフトウェアでしたので、導入実績が少なく若干のチャンレンジでもありましたが、ハートコア社の神野社長とは以前から仕事を通じてしっかりした信頼関係が出来ていましたので、必ず良いシステムを構築できると確信していました。

-- 2006年当時、戦略的にCMSを導入されたのは先進的なことですね。

塩野様:ポータルサイトやメディアサイトを効果的に運用するためには、システム基盤を担当する情報システム部門に加えて、企画立案して実行する部門の担当者が直接サイトを運用すべきだと考えたからです。
また、一過性のキャンペーンだけで終わらせずに、コンテンツを蓄えることはSEO対策として大変有効です。
社内で運用するWebコンテンツは今後増える一方で、減ることは絶対にないと判断し、簡単な操作で蓄え、育てていけるサイトを目指しました。
そのためにミドルウェア層までをプラットフォーム化すること、コンテンツの作成にあたってテンプレートを使用し、制作の煩雑さとミスを無くすことが重要です。CMSを使用しないとまず実現不可能でしょう。

  運用中のドメインは20以上、構成要素を合計すると8万を超え、日々増え続けています。

「Life With HIBIYA-KADAN」B to B to Cモデルの成り立ち

  • -- 現在はHeartCore上で複数のサイトを運営されておられますね。

    塩野様:はい。HeartCoreの導入と同時にまず、生花を軸に多くのパートナー様とのコラボレーションを通じて、色々なご提案が出来るポータルサイト『母の日コム(hahanohi.com)』を立ち上げました。
    お花に縁の深い「母の日」を盛り上げ、これにまつわるサービスや情報をご提供すると共に、母の日のイメージに合ったサービスをお持ちの会社様に広告枠を提供するメディアサイトです。
    御陰様で、2014年現在は3月から5月までの3か月間で88万人もの方がご覧頂けるサイトに成長しました。「母の日」という検索キーワードで上位にランニングされています。
    その他にも、婚礼の『花婚(hanakon.jp)』や、花とみどりの旬だより『桜だより(sakura.hibiyakadan.com)』『紅葉だより(koyo.hibiyakadan.com)』、など20を超えるサイトを運営中です。更新頻度の高いブログや、読者様からの投稿コーナーも人気を頂いていますので、全てのページ構成要素を足すと8万以上になります。
    HeartCore上で複数のドメインと大量のコンテンツを運用していますので、それそれのサイト=事業部に対して横断的な管理も可能ですし、同時にサイトごとの独立性を高めながらそれぞれに最適化されたSEO対策も出来ています。コンテンツデータベースの汎用性やHeartCoreならではの拡張機能が、「成長するサイト」に適していると思います。

  • サテライトサイトイメージ

  中国語のサイトはレスポンシブWebデザインが必須ですね

海外進出にあたって

-- 日比谷花壇様は中国に進出され、同時に中国語のサイトも運営されていますね。

塩野様:2007年に「上海日比谷花壇貿易有限公司」を設立し、フラワーショップ事業とウエディング事業の2つの柱で展開しています。こちらのサイトも中国にサーバーを置いてHeartCoreで運用しています。サイトの立ち上げは日本のスタッフを中心に行いましたが、現在は中国のスタッフが運用を行っています。中国は特にスマートフォンの販売台数が爆発的に増えていますので、レスポンシブWebデザインを採用しています。
中国では富裕層を中心に、フラワーギフトが人気を高めていて、バレンタインデーと七夕にお花をプレゼントする習慣があり、ショップの売り上げも好調です。
また、海外のウエディングイベントのスタイルが一般的に定着しつつあり、このプロデュースも行っています。この分野も今後の発展に期待しています。

  キャンペーンサイトだけでなく、コーポレートサイトからも積極的に情報発信をしていきたい

進化し続けるWebサイトの為に

  • 日比谷公園内にある日比谷花壇 日比谷公園店

    日比谷公園内にある日比谷花壇 日比谷公園店

  • -- 今後のご予定を教えて下さい。

    塩野様:メディアサイトやキャンペーンポータルサイトだけでなく、コーポレートサイトからもタイムリーな情報を積極的に発信したいですね。ECサイトとも併せて総合的なサイトの価値を益々向上させて行きたいと考えています。

お客様プロファイル

正式社名
株式会社 日比谷花壇
本社所在地
東京都港区南麻布1-6-30
代表者
代表取締役社長 宮島浩彰
設立
1950年12月
資本金
1億円
事業内容
ECにおけるフラワーサービス事業/ダイレクトマーケティング事業/フラワーショップの経営(全国約180店舗)/フラワーギフト・フラワーデザインの企画、制作、販売/フューネラル事業/各種スペースデザイン、ディスプレイの企画、設計、施工/各種屋内緑化の企画、設計、施工/フラワーデザインスクールの経営/生花卸販売ならびに関連商品の輸入販売。
従業員数
1,612 名(有期社員含む、2013年12月1日)
海外拠点
上海・蘇州

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